◎ ウスカワマイマイ(デンデンムシ)・ハタナメクジ ◎ 
◎ ウスカワマイマイ(デンデンムシ) ◎
 
↑成体ウスカワマイマイの加害
↑ウスカワマイマイ
↑本畑初期の被害株
《伝染経路》
《 生 態 》
  ・年1回発生、成体および幼体で前作ムギの根元、周囲の畦畔および畑などで越冬する。
  ・夜間活動性で春期にタバコへ移動し、移植期から収穫期まで加害を続ける。
  ・産卵期は春から秋までであるが、タバコ産地では一般に秋が最盛期となることが多い。
  ・雌雄同体であるが、交尾を行い、1頭当り100卵前後を植物の根下や堆積物の下など
   の暗い湿った土壌中に産む
《 防除対策 》
  ・苗床周囲の排水と清掃
  ・本畑周囲、畦畔の清掃、本畑周囲の潅木や雑草を刈取り清掃、排水溝の完備
《薬剤散布》
たばこ用農薬使用基準書参照
◎ ハタナメクジ ◎ 
 
   ↑摂食中のナメクジ成体   
↑ナメクジの卵
《 生 態 》
  ・年数回発生し、成体および幼体で土中、植物の根下、落葉下などの陰湿地で越冬する。
  ・夜間活動性で、タバコでは苗床や本畑初期から中期にかけて土葉を中心に被害が多い。
  ・高温多雨の年に大発生し、卵期間は10〜20日、幼体期間は1ヶ月前後
《 防除対策 》
たばこ用農薬使用基準書参照