1、降ひょうの時期および状況 |
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本県における降ひょうの時期は、たばこが大きく生育した
土寄せ期から発蕾期頃に多く発生するようである。
過去においても4月中旬から5月下旬頃に、それこそ突然に
局地的におきている。
降ひょう頻度は少なく、全然発生しない年もあり、3〜4年
に1回位発生している。 |
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2、降ひょう被害状況 |
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本県での降ひょう被害は、葉の損傷を受ける程度で、比較的
軽く、大きな被害を受けたことはないようである。
降ひょうの時期も発蕾期前で、被害をうけても回復は早く、
収量・品質に大きく影響した例はなく、耕作農家もひょう害は
あまり心配していないのが実態であろう。 |
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3、降ひょう被害対策 |
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(1)被害葉の搬出
降ひょうで落葉したり折れた葉は、早くほ地外へ搬出
し、病害防除対策に努める。
(2)薬剤散布
病害防除の対策として薬剤散布を行なう。
(3)追肥はしない
追肥は晩作の原因になり、品質が低下するので絶対に
追肥はしない。
むしろ、土壌の通気性を良くし、被害回復をはかるた
め、土寄せ、排水対策を徹底することである。 |
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