《伝染経路》 |
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《 生 態 》 |
・本菌は、タバコのほか多くの作物や雑草に寄生する。タバコの罹病残幹根や植物残渣
で生存する。 |
《 被害の様子 》 |
(苗床)
・熱湯を浴びせたような腐敗症状。
・腰折病と症状が似ているが、舞病の場合は罹病苗の残骸にくもの巣状の菌糸の
広がりが認められる。
・蒸れ病の一種といわれるもので、多量の潅水や通気が不十分はことによる高温、
多湿環境で発生が増加する。
(本畑)
・移植直後から大土寄せ期頃まで発生する。
・土に埋まった下葉や地際部に黒褐色の病斑を生じ、次第に髄まで侵す。
・地際部は萎凋、黄化し茎部にも褐色の病斑がみられ、ついには枯死する。
・茎を縦断すると髄部は湿潤な淡褐色を呈し、時には筍節状となり白色綿毛状の
菌糸がみられ、疫病と混同されやすい。 |
《防除対策》 |
・苗床肥土は蒸気消毒し、無病のものを用いる。。
・苗床の床面の過湿を避けるとともに、通風などの管理に注意する。
・苗床で発病の場合は、発生部分を肥土とともに除き、付近を薬剤で消毒し伝染を
防止する。
・畑は本病の汚染のない所を選ぶこと、発生のおそれのある時は、移植前に土壌消
毒などにより、菌密度の低減を計ること。
・畦間の停滞水、地際部の焼け、土寄せによる汚染土の移動などが誘引となるので、
管理作業に留意し、高畦栽培により培土することを避ける。 |
《薬剤散布》 |
たばこ用農薬使用基準書参照
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